カメラを買い替えた話(本体編)【Canon EOS R6】

撮影・カメラ
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今回はちょっと模型と離れたお話。

タイトル通りですが、カメラを買い替えました。

買い替えを決めた背景

元々はCanonのEOS Kiss X7を使っていました。。一眼レフとして世界最小・最軽量クラスのエントリーモデルとしてヒットした機種です。確か2017年頃の購入だったと記憶しています。こちらのダブルズームキットを使い、旅行先での撮影だったり軽い撮り鉄だったりをしていました。

コンパクトな機種で持ち出しやすく、愛着もあったので気に入っていたのですが、不満点も感じるようになっていました。具体的には…

・画質
・AFの精度(手持ちで動きものを撮ると甘さが目立つことがあった)
・連写速度
・暗い場所、曇りでの描写力
・高感度態勢に乏しい
・そもそもシャッター回数的に寿命と思われる
・Wifi機能がないのでデータ転送が面倒

自分が社会人になり、多少金銭面での自由が利くことになったことも踏まえて、新しいカメラを導入することに。ついでにレンズもステップアップすることにしました。

ミラーレスを選んだ理由

買替機種を考える際に「一眼レフかミラーレスか」が最初に考えた点です。

自分の用途を考えた際に、一眼レフの
・光学ファインダーなので、動きものの撮影で違和感がない
という点は魅力的でしたが、
・大きく、重い
・今後の発展性に乏しい
・最新のミラーレス用レンズが使えない(ミラーレスは一眼レフ用レンズが使える)
・AF測距点が狭い
という点が気になり、ミラーレスを選択することにしました。

機種を選ぶ

自分の場合、撮り鉄が一つのメイン用途としてあったので、
①AFが優秀であること
②メカシャッターの連写速度が高いこと
を絶対条件として絞り込み。

そのうえで、旅先で写真(夜景も含めて)を撮ったりもできたらいいな、というのがありました。
(この二つはカメラ・レンズに求めるものがかなり異なるので、いずれの用途にも十分使える機種となると多くありませんでした)

自分が使いたい用途と似た用途で使っている人が多いほうがネット等で情報を集めやすい、ということで、メーカーはCanonとNikonに絞ったうえで検討しました。

Nikon Z6II

Z6II - 概要
ニコンのフルサイズフォーマットミラーレスカメラ「Z6II」の製品ページ。映像フィールドは、もっと豊かに。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

Nikon機で候補に挙がったのがフルサイズのZ6II(Z6IIIは予算オーバー)。

NikonはCanonと異なり、ミラーレス用のサードパーティレンズが充実しているほか、純正のレンズもCanonに比べてやや安価であること、風景がきれいに映るといった点が優れていると感じました。

メーカーの選択は、今後のカメラライフを決めることになるので相当迷いましたが、
①AF性能がCanonのほうが優れている
②後述のCanon機種のほうがコスパに優れていると感じた
③既にCanon機種に慣れていて、Canonへの愛着もある
④kiss x7をサブ機として運用しにくくなる
⑤一眼レフ用レンズまで含めればCanonもレンズの選択肢は少なくない
といったことが理由で、CanonからNikonへの乗り換えはしないことに。

Canonからは次の3機種が最終候補に残りました。

Canon EOS R7

キヤノン:EOS R7 | 概要
APS-Cサイズのセンサーを搭載したミラーレスカメラ。ボディー内手ブレ補正機構とEOS R3のAF技術を継承する被写体検出機能で、新しい表現への挑戦を可能にします。

Canonで魅力的に感じたのがR7。本記事で上げている中では唯一のAPS-Cサイズです。APS-Cであるがゆえに本体が安価、レンズのレパートリーが豊富、望遠が必須な鉄道撮影と相性が良いことがメリット。また、連写性能がメカシャッターで秒間約15コマと、他機種と比べても優れています。

マウントアダプターを購入することで、すでに所持しているx7のダブルズームキットのレンズを流用することもできるため、初期投資を抑えながらスムーズにステップアップすることもできるので、一時期相当魅力的に感じていました。

ただ、鉄道好きかつ大学時代に写真サークルに入っていた友人に相談したところ、「APS-Cを使っているとやっぱりフルサイズが欲しくなる」と言われたこと、数万円差でフルサイズのR6が購入できることもあって今回は見送り。

Canon EOS R6 mark II

EOS R6 Mark II:レンズ交換式カメラ・レンズ
トラッキング性能が進化したAFや高速連写、多彩な動画表現により静止画・動画の撮影性能を追求したフルサイズミラーレスカメラ

中古でも24万円程度~と予算オーバー気味でしたが、それでも購入を真剣に考えるほどだったのがR6 mark ii。名前の通り、R6の後継機種です。

惹かれた一番の要因はAF性能。被写体検出機能に鉄道が追加されており、吸い付くようなトラッキングを実現しているとのこと。SNS、ネット等を見ても評判がよく、使っている人も多いなと。

ただ、値段がネックになって見送りました。もともと持っていたカメラからステップアップしすぎな感もあったし、R6との値段差は中古で約10万円ほどと大きい。(自分の用途では)R6でもAFの性能はある程度足りていそうだったうえ、予算を10万増やすなら本体ではなくレンズにかけるべきではないかと思ったというのもあります。

Canon EOS R6に決定

EOS R6 - キヤノンカメラミュージアム
キヤノンのレンズ交換式デジタルカメラ、ミラーレスカメラ、EOS R6をご紹介しています。

Canonのフルサイズのスタンダードモデル。

・(mark ii等ほどではないが)AF性能が十分
・メカシャッターで約12コマ/秒と連写性能も優秀
・高感度耐性が高い
・手振れ補正が優秀
と欲しい要素を満遍なく満たしており 、欠点らしい欠点がほぼないオールラウンダーである点が魅力的でした。値段も中古で約15万円~と、十分手が出せる範囲。

他機種と比べて気になる点があるとすれば、画素数が約2010万と高画素とは言えない点くらいですが、高感度性能と画素数はある程度トレードオフなところもあるため止む無し。

また、Canonのフルサイズ用RFレンズ(ミラーレス用レンズ)は現時点でラインアップが今一つですが、マウントアダプター+EFレンズ(一眼レフ用レンズ)である程度はカバーできるだろうと考えました。

というわけで、今回選択したのは冒頭でも書いたようにCanonのEOS R6。迷った末での買い物でしたが、いいカメラを手元に迎えられたと思います。宝の持ち腐れにならないように自分の腕も上げていきたいところです。

長くなっちゃったのでレンズを選んだ話は次回。

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